野外Hacker

旅行関連の情報やアウトドア関連のギア、小技などの記事をピックアップして紹介します。また、バックパッカー向けにオススメの道具などを紹介します。@Jordan

緊急用充電鍋にもなりそうなアウトドア鍋。発電15分で通話5時間の強者。BioLite Kettle Charge

言ったそばから2更新が守れていませんね…すいません
中東に入ってからWI-Fiが安定しません。明日にでもSIMカード買ってこようかなぁ

ヨルダンでも結構停電があるんでしょうか?昨日の夜は停電だったようで今朝見たらPCと携帯の充電が死んでました…
アウトドアでの携帯の充電といえば、ここ最近有名なのがお湯を沸かしながら充電できる鍋ってやつですよね。

一昔前に有名になったCampStoveの会社BioLiteから新たな商品 Kettle Chargeが出ていたので、それを紹介したいと思います

まずそもそもなんで鍋で発電ができるの?

これ、最初に思ったことなんですが、鍋で発電できるって火力発電とは全く違った発電方法ってことでしょう?
どういう仕組みなんだ?ということで調べてみました

簡単に説明すると、温度差を利用した発電のようです。
導電性金属の一方を加熱、もう一方を冷却することで、加熱されている側の金属内の自由電子が活発に動き冷却されている側に移動しようとするから電流が流れる、ってことなんでしょうか

ここで長々と説明するよりも動画を見てもらったほうがわかりやすいと思います。

埋め込み動画が埋め込みできないのでこちらのリンクからどうぞ→えっ、コーヒーで発電!? 廃熱発電ってスゴイ

実際どの程度発電できるのか?

ソーラー発電にしろ鍋発電にしろ、それで充分に発電できるの?って毎度思います。1時間グツグツやって10分程度で切れたら使い物にならんでしょう
って、見てみたら15分のチャージで5時間の通話、5時間のビデオ、20時間の音楽が聴けるほど充電できるようです!!
僕の今使ってるおんぼろiPhoneより長い…

これは完全敗北、思ってた以上の充電力のようです。
しかも充電して湧いたお湯でカップ麺食って紅茶なんて飲んじゃうわけですか…優雅!!
いままでお湯がわくまで手持ち無沙汰だった時間に充電ができてメールチェックなんてできちゃうなんて…あ、でも結局いつも使うキャンプ場が圏外の僕にはあまり関係ないですが

使い方

説明するまでもなく、水入れて、加熱して、充電するだけ!超簡単です。
充電コードも溶けないように耐熱性のものみたいなんで、自分のiPhone純正コードなんて使わないように
充電の速度はコンセントと同等の10W (5V, 2A) をうたってます
僕の大容量バッテリーより早いです (5V, 1A)
発電した電気は取っ手の部分に蓄電しておくことも可能みたいなんで、フル充電の時にでもこの鍋を使っておけば、いざという時の緊急バッテリーが常に通話5時間分あるって安心感がありますね

そもそも鍋としての機能はどうなんでしょう

内容量750ml、家のガスからアウトドアスポーツのガスストーブまで使用可能。IHは無理なんですかね?まぁ家にいるならコンセントで充電すればいいか
内容量が少ないけど、カップ麺と一杯のお茶には充分でしょうか。
カップ焼きそばならスープもついてきますからね!(北海道限定?)

サイズは、一般的なバーナーの上においてこの程度なら充分コンパクトでしょう。重さは900gちょい、鍋ならこの程度でも問題なし

気になるお値段は…149.95ドル!!
思ったよりも安いですね。というかアクションカムのアクセサリが高すぎるんです…。これなら一家に一台、緊急用に持っててもいいかもしれません