野外Hacker

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スマホ連動。アスリート必見、頭部へのダメージを知らせるセンサー Jolt Sensor

僕もスポーツをする身として、常に怪我には気を使っています。
特に頭部へのダメージは発見が遅れると命に関わることもあるので、ヘルメットは必須です。
聞いたところによると、欧米諸国でのスキー、スノーボーダーのヘルメット着用率は8割を超えるそうですが、日本での着用率は非常に低いのが現状だとか。確かにスキー場に行ってもアスリートとして活動している人以外はヘルメットは付けていないような気がします。自分も昔は付けていませんでした。致命的な怪我をする前に着用するようにして本当に良かったと思います。

さて今回見つけたのは、そんな頭部へのダメージを知らせてくれるセンサーです。

頭部へのダメージを本人やコーチ、家族に知らせるセンサー Jolt Sensor

キックスターターで現在投資を募っているこのセンサーは、かの有名なマサチューセッツ工科大学で開発されているようです。世界の工学の最先端ですね。
センサーの機能はいたって簡単。ヘルメットやバンダナのような頭部に着用するスポーツギアに付けるだけ。アスリートの頭部にダメージがあった場合、センサーが本人にアラートを鳴らし、スマートフォンのアプリを通じてコーチや家族に同様に危険を知らせます。
Bluetoothによる接続で通知範囲は100ヤード(約91m)、試合のベンチからでも受信できます。

The concussion was made worse because it was not immediately detected and his already injured brain was exposed to additional dangerous impacts.
脳に衝撃を受けた後、脳震とうが発覚するまでに更に脳に衝撃を与えてしまうことで状態が悪化してしまいます。

だそうです。おい!大丈夫か!とか言いながら頬を叩くとか、気付かずにプレーに戻って後から倒れるとか、そういうやつでしょうね。

サイズはこんな感じ。約3.5×1.1cm。毎度毎度思うんですがインチ表記やめてくんねーかなー…せめてセンチ表記も一緒に書いてくださいホントに。
ワールドスタンダードはセンチ!!!!

もちろん防水。バッテリーは数週間もち、充電はマイクロUSB対応。アンドロイドユーザーなら携帯と一緒のコードで充電できますね。

このセンサーが普及すれば脳震とうへの知識も広がるんじゃないでしょうか。
このような技術がどんどん発展して、世界中のアスリートが安全にスポーツに取り組めるようになるといいですね。